ここ数日突然天候が悪化することが多く、雷の音を聞かない日がない。
犬の多くが雷が苦手で我が家のサマンサ例外ではなく、雷というよりも大きな音がだいたい苦手。
雷の音が少しでも聞こえてくると、全身を震わせて身体を擦り寄せてないと居られない怯え様。
家に誰かが居るとまだ安心できるんだけど、どうしても僕も妻も仕事で家を空けてサマンサが一人ぼっちでお留守番の時間ができてしまう。
そんなタイミングで、仕事先で雷の音が聞こえてくるとサマンサのことが心配で仕方がない!
なんとか出先でサマンサの様子を確認しつつ声をかけてあげたりできないものかと見守りカメラなんかを色々調べてみたけれど、ピンとくるものが無く・・・。
そして試行錯誤の結果、タブレット端末にDiscordというボイスチャットアプリをインストールしてサマンサ見守り用サーバーを作り、留守番中はタブレットをボイスチャットルームでビデオ通話をONにして設置する。というものを思いついた!
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設置してみた
こんな感じ。
なかなか良い。
他の音声チャットツールは相手にコール(呼びかけ)し、応答してくれると通話が開始するという、ふつうの電話でするようなやりとりの仕方ではなく・・・
Discordは簡単に言うと、音声チャット用のサーバーという部屋の中に入室したメンバーで会話ができる。
つまり、サマンサ見守り用アカウントは常にサーバー内に入室させておいて、僕が気になってサマンサの様子を見てみたいと思ったらこの部屋に入ることで通話が開始され、ビデオ映像で確認することができる。
ちなみに一度に入室できる人数は・・・驚きの99人。
家族全員がDiscordアカウントを持ちスマホにアプリをインストールしておけば仕事中だろうがお出かけ中だろうがいつでも愛犬の様子を見ることができる。
気を付けておくところ!
ここで3つ注意点。
”通話”とは言ってもアプリ版Discordはパケット通信を使い動作する。
つまりDiscordを使って通話をすると通話料ではなく通信料が発生するわけで、
自宅に愛犬見守り用で設置したタブレットやスマホを音声チャットサーバーに入室した状態で放置すると爆速で通信量が発生しすぐに通信速度制限、なんてことになりかねない。
そこで自宅設置用のタブレット・スマホはモバイル通信を切ってwifiのみで動作、またはそもそもwifiモデルであるものを利用して、自宅のインターネット回線のルーターから飛んだwifiで通信ができるようにしておいた方が安心です。
次に、愛犬がイタズラしないか問題。
愛犬の手の届くところに設置する場合、イタズラをして壊してしまうリスクがある。
お留守番中に端末を放置するとなるとバッテリーも充電しながらでないと保たない。そんな中電源コードを噛んでしまったりすると愛犬の安全にも関わってくる。
上手にお留守番ができる子なら問題ないけれど、そうでない場合、出先から様子を見ようと入室すると愛犬がまさに端末に襲い掛かろうとする瞬間を生で目撃なんて事になるかもしれない。
そんな場合は手の届かない場所に設置するなど対策を取ろう。
3つめ
普段から友人とゲームをしたりするときにも利用していてとても優秀なDiscord。
こんなに便利なのに無料で利用ができて普段使いする分には一切問題が無いのだけれど・・・。
時々、エラーが発生することが少なからずある。
間違いなくビデオ通話を起動した状態で設置しておいたにも関わらず出先で見ようと思っても繋がらない・・・ということが稀にある。
しかしながら無料で便利で優秀であることには変わりないので、運用する際には多少のエラーには目を瞑るつもりでいた方がいいかも。
まぁ、こんな使われ方するとはDiscord製作陣も想定していないだろうし・・・大目に見てあげてほしい。
設置してお出かけ!
早速設置して数日使ってみた。
休憩時間にどうしているだろうと様子を確認するために入室してみると・・・。
居なかった。
当然、ずーっと同じ場所で寝ているわけでは無いのでカメラの画角内に居るとは限らない。
そこで、この映像はビデオ通話で見ているわけだからもちろんお互い話すことができる。
呼びかけてみるともしかすると駆け寄ってきてくれるかもしれない。
ちなみにサマンサは5回に1度くらいは呼ぶとタブレットの側まで来てくれる。
どうやらタブレットに映っている僕の姿をリアルタイムであることを認識していない様子で・・・。
まぁ、姿が確認できるだけでも安心できるのでヨシとする。
自分の姿も相互で映し出すこともできるので愛犬に自分を見せることで安心させることもできそう。
という感じで、大変便利なDiscord。
お留守番中何をして過ごしているんだろうとか、普段見られない姿が見られて面白い。
もし使っていないスマホやタブレットが余っていて、かつwifi環境が揃っているようならアプリ自体は無料で利用可能なのでぜひ試してみてください。(※自己責任で)
ではまた。
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