昼間はまともに外で遊ぶ気になんてなれない。
そんな季節がやって来る。
毎年この時期はどうやってサマンサと遊ぼうか頭を悩ませているわけで…
散歩は早朝と夜完全に日が落ちてからにしてはいるものの、夏場となると何時に行こうが暑いものは暑い。
僕でも辛いんだから全身毛だるまの犬たちなんて苦しくないわけがない。
かといって、どこにも行かずに家でゴロゴロしているだけでは運動不足になる。
そこで、我が家はこれまでにどんな方法で夏場を過ごしていたのか紹介します。
Contents
川遊び
我が家の定番、川遊び。
ほぼ毎日行ってます。
幸いにも家のすぐ傍を大きな川があり車で数分走れば広い河川敷にも出られる。
川の近くは多少気温も低くはなるものの日差しばかりは防ぎようがない。簡単なテント・タープ・パラソルなんかの持参をオススメします。
それと川に入って身体が濡れた時のためにバスタオルなんかもあるといい。
川遊びの注意点!
言うまでもなく熱中症には注意!犬はもちろん、飼い主様も。
帽子を被る、日陰に居る事を維持する他、水分補給も忘れずに。
そして水分といえば…
犬は水を飲みすぎると「低ナトリウム血症」という病気を引き起こすリスクがあるそうです。命に関わるリスクも高い病気であるとのことなので、川遊びの際水をがぶ飲みしてしまう癖がある子はあまり長時間川遊びをさせないようにしてあげた方が良さそうです。
避暑地で遊ぶ
いっそのこと避暑地に逃げる!
これが確実。
山間部の多い日本なのだから車で2時間も走れば標高の高い涼しいところで羽を伸ばせる場所もあるでしょう。
「数時間もかけて行くヒマなんて無い!」?
知ったこっちゃないです。
ヒマは作って愛犬のために色んなところに連れて行ってあげよう。
10年前後しか一緒に居られる時間は無いのだから。
とはいえさすがに毎日行くのは無理な話なのでせめて月に一度くらいはドライブがてら遊びに行ってみてはどうだろう。
ちなみに僕の地元高知県では四国カルストがオススメ!
標高が高く比較的涼しいのと、牛が放牧されているので初めて連れて行った時のサマンサのリアクションが面白かった!
地元以外だと…もうずいぶん前のことだけど、山梨県の山中湖まで片道10時間かけて遊びに行ってたりして、標高も1000mほどあったのかな?
9月だというのに空気もヒンヤリしていて快適でした。`
山中湖周辺にあるホテルに泊まり、こちらはそのホテルの敷地内にあるドッグラン。
東京にいるサマンサの従妹、ダルメシアンのケイトと一緒に遊んできました。
家の中で過ごす
冷房効かせて家の中でのんびり。
一番お手軽。
でも大型犬が満足するだけの運動が部屋の中できるかは微妙なところ。
そこで身体をたくさん動かせて疲れさせるというよりも、おやつを部屋中の色んな所に隠して「宝探し」のようにしてみたり、
紙コップをいくつか並べてどれか一つにおやつを入れておいて、どのコップに入ってるのか当てるゲームなどなど、集中力を使うような遊びはかなり体力を消耗させられるらしいのでこういった遊びを取り入れると良いかも。
サマンサはさすが探知犬に多い犬種なだけあって、どこにおやつを隠してみてもあっという間に見つけてしまうので面白くない。
太陽が出ていない時間帯のお散歩
夏場は早朝だろうが夜だろうが暑いものは暑い。
でも散歩には連れて行ってあげないとストレス解消にもならないからなるべく涼しい時間帯を狙って散歩に行こう。
夜間、とはいっても昼間の太陽の熱がかなり長い時間地面に残っているので可能な限り遅い時間に外に出るのをオススメ。
夜9時ごろでも地面を触ってみるとかなりの熱が籠っていて、ただでさえ人間よりも地面までの距離が近い犬は僕たちが感じている以上の熱を浴びているはず。
アスファルトなど舗装された道路は特に熱を帯びているので草地になっているところを選んで歩かせてあげよう。
余談だけど、こういった舗装道路が保熱してヒートアイランド現象を起こす事を防ぐために熱を防ぐモルタル素材やコーティングが開発されているという話を聞きました。
それが普及すれば、人間も動物も今よりは快適な夏を過ごせそうです。
話を戻して、夜は昼間の熱を溜め込んでいるということで、やっぱり早朝の方がまだ涼しい。
でも日が出てくるとあっという間に灼熱の世界になるのでなるべく早い時間に散歩することをおススメ。
夜なるべく遅くに行って、朝はなるべく早く…両方叶えようとすると確実に睡眠時間が削られてしまい、それが原因で体調を崩して散歩に行けない!では元も子もない。
生活リズムと体調面を考慮しつつ、愛犬との時間を作ってあげてください。
責任感にとらわれすぎないで
決して見ることが少なくない、真夏日の昼間に犬の散歩やドッグランに居る人。
色んな書籍やネット記事にも書かれている、「犬の散歩は毎日〇〇分(時間)は行ってあげましょう!」を忠実に守っているのかもしれない。
その人たちなりの愛情だという事はとてもよく分かるし、僕もサマンサを迎えて最初の夏は「暑くても外に行ってあげた方が良いのかな…」と悩んだことももちろんある。
でもふと冷静に考えると、人も熱中症で亡くなる事もある真夏の昼間に外で遊ぶなんて危険に決まっているわけで…。
言い方が悪いかもしれないけれど、愛情からの責任感は時に盲目となることもある。
シンプルに、自分が辛いと思ったら犬はもっと辛い。
ぐらいに考えていた方が良いのかな、と僕は僕なりの基準を作っています。
これらを踏まえた上でこの記事を見てもらえたらなーと思います。
ではまた。
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